
先日ペットカフェに行って、犬や猫たちとたっぷり触れ合ってきました。帰ってきてからも、あの子たちの表情がずっと頭から離れません。特別な出来事でもないのに、なぜこんなに記憶に焼き付いているのか気になって調べてみました。
どうやらこれは「オキシトシン」というホルモンが関係しているようです。動物を撫でたり触れ合ったりすると、脳内でオキシトシンが分泌され、これが安心感や幸福感を生み出すと同時に、その時の記憶を深く刻み込む働きもあるそうです。単なる「楽しかった」で終わらず、鮮明な記憶として残るのは、このホルモンの作用が大きいのだと納得しました。
さらに興味深いのは、このオキシトシンは人間の寝顔を見た時にも分泌されるという点です。小さな子供の寝顔や、大切な人の無防備な寝顔を見ると心が和むのも、動物をモフった時の感覚と同じ脳内メカニズムが働いているということになります。
考えてみれば、動物の無邪気な表情も、人の寝顔も、共通しているのは「無防備さ」や「純粋さ」です。そういうものに触れた時、人間の脳は本能的に安心感を覚え、それを大切な記憶として残そうとするのだと思います。
ペットカフェでのほんの30分の出来事が、こうして今も鮮明に思い出せるのは、脳が「大切なもの」として優先的に記憶してくれているからなのでしょう。モフったヤツらが忘れられないのも、脳科学的に見れば至って当然のことだったのです。



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