同じ漏斗胸手術前の患者さんとの出会い

漏斗胸手術前の検診で香川大学医学部附属大学病院に来ていました。診察場所前で近くに座っていらしたOさんという方に声をかけていただきました。自分と同じく手術には相当不安があったようで、しかも自分と同じくオジサンだったこともありとても親近感を覚えたのと、同じ不安を持つ者が目の前にいてくれたことが何とも心強いとも思いました。

図々しくも自分の方から連絡先を渡させていただき、それからちょくちょくと LINE をするようになりました。手術前の準備や心構え、会社への説明など色々情報交換をした感じです。

香川大学医学部附属大学病院の漏斗胸手術前の受付票です。肺活量や採血、麻酔の説明など。

そんな彼があるとき、手術前日に気がついたことや病院で必要になった物などたくさんメッセージで教えてくれました。自分よりもひと月早い手術となっていたので連絡をくれたのです。

Oさんからメッセージを頂いた時、嬉しい気持ちと不安な気持ちと楽しみな気持ち、色々混ざり合いました。矛盾しているようですが、Oさんがいよいよ手術日を迎え大変ではありますが体が良くなる嬉しさと、いよいよ近々自分も手術を迎えるのかと言う不安な気持ちが大きくなったのと、自分もOさんも 手術してもらうことによって体が元気になり未来は明るいという楽しみな気持ち、 そんなものが一気に溢れ出た感じでした。

Oさんの手術直前にメッセージを頂きました。こちらもドキドキした瞬間です。

手術というものはきっと始まる前はとても恐ろしく、終わった後は何事もなかったかのように忘れてしまうかもしれませんが、やはり始まる前は誰でも怖いと感じるものなのではないでしょうか。しかも自分もOさんも同じく初診から手術日まで11カ月待っており、まさに「まな板の鯉」状態で1年近くハラハラして待っていました。

早くOさんが元気になってほしい!そう強く強く願うばかりです。 漏斗胸と言う同じ病気というだけでなぜか非常に強い仲間意識が芽生えた瞬間でした。お互い元気なったらお酒でも飲みに行きたいものです。

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