今回は漏斗胸の手術前症状シリーズ③、胸痛と背骨の痛みについてです。
胸痛
まず胸痛からお話すると肋間神経痛というものが思春期の頃よくありました。成長期によって肋軟骨が伸びることによって痛みが出ているものだと思うのですが、胸をブチッッ!!と千切るような激しめな痛みが特徴です。(主に左側が多かった)これは成長期によって漏斗胸ではない誰もが起こり得るものです。
そもそも漏斗胸はこの肋軟骨が他の人よりも成長しすぎてしまい結果として胸骨を内側に引き込んでしまっているのが原因です。ご存知の通り同じく肋軟骨が伸びすぎて胸骨を外側に出したのが鳩胸です。
この胸痛は38歳の今でも割と頻繁に起きています。息を大きく吸い込んだ時にブチッッ!!と千切るような痛みが未だにありますが思春期の頃の大きな痛みではありません。こちらも改善されるのを見込んでいます。
背骨の痛み
続いて背骨の痛みについてですが、漏斗胸は胸の骨が内側に凹んでいることでその反対側にある背骨にどうやら負担がかかっているらしいのです。
皆さんぎっくり腰をご経験された方は多いかもしれませんが、自分の場合ぎっくり腰よりも先にぎっくり背中?というのが起こったのがはじまりでした。
仕事中に腰を少しかがめ上を見上げるような体勢を取った時に、背骨がプキっとなり「あれ?なんだ?」と感じた1時間後には、息が吸うだけで背中が激痛というぎっくり背中?のような物が起きました。
横になっても激痛、息を吸っても激痛、仕事は当然できません。もしかして心筋梗塞なのかな?と思い、本気で救急車を自分で呼ぼうと思ったくらいでした。
それから定期的にここまでの激痛はありませんがぎっくり背中?のような症状は出るので、もしかしたら漏斗胸による背骨の歪みが原因かもしれません。
ちなみに漏斗胸の手術を決めたつい最近、このぎっくり背中のようなものが漏斗胸によるものだったと他の人のブログを読んで気が付きました。「ああ、 だから俺、昔から背中痛くなってたりしてたのか」みたいな感じで妙に納得しましたね。
こちらも手術によって改善される可能性はあるかもしれません。(過度な期待はしていませんが)
最後に、背中のストレッチにはフォームローラーがオススメです。めちゃくちゃ気持ちいいですよ☺



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