2022年9月の時点で、米国の10年国債の年利回りが3%を超えています。

これは「米国国債10年」という商品を100万円分買うと、次の年には100万円が103.195万円になり、その103.195万円が翌年には更に3.195%上乗せされた106.492万になり…という複利計算で毎年増えていきます。10年の満期を迎えると、元本100万円に金利が毎年上乗せされた分が返還されるというものです。ただし、この10年の間に米国が破綻した場合は、元本の100万円は返還されないという仕組みです。(米国が破綻するとはまず考えられませんが)
ちなみに10年のチャートを見るとこんな感じで推移しています。

債券の中でも、米国企業が発行する債券「社債」というものがあります。
米国の10年国債の利回りよりも、この米国企業が発行する社債の方が、基本的に利回りが高くなります。社債というものは楽天証券を口座開設すると購入することが出来ます。
楽天証券URL→https://www.rakuten-sec.co.jp/
楽天証券では、ETFや米国株などたくさんの商品を買うことが出来ますが、外国債券の欄を見てみると、以下のような債券を購入することが出来ます。

1000USD(アメリカドル)単位でしか買い付けが出来ないので、現時点で1ドル=140円くらいなので最低でも14万円ほど用意しなければなりませんが。
ちなみに、南アフリカ7.67%(ランドという通貨の名前)やメキシコ9.99%(ペソ)の債権は高い利回りで魅力的にうつりますが、満期日を迎えて元本+利回りが返還されたときに、ランドやペソの通貨が相対的に下がっていると、円に戻すときに元本割れしてしまうというリスクがあります。(高利回りの債券は要注意です)
以下は、ひとつの債券の例ですが、このように詳細をみると発行元の「格付け」や「利払い日」を見ることが出来ます。

トレジャリーノートというのは良く出てくるのですが、米国財務省の中期債券のことのようです。
以下に、債券の仕組みについてわかりやすいYouTube動画あるので張り付けておきますね。ぜひ見てみてください☺
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