人生は悩んでいるときが最も楽しい

振り返ると、人生は悩んでいる時が最も楽かったのではと思います。

自分の体験談をお話しすると、バイクでの走り屋時代・車でのサーキット時代・職人になり立ての時代と様々ありますが、直近ですと女性にモテたい一心で街中で声をかけまくったが全く通用せず、雪が降る終電近くに、悔しくて一人泣いた日ですね。

その日は真冬なのにも関わらず街に出かけ、次の日から仕事だというのに経験値を1ミリでも積みたくて終電まで声をかけ続けるぞと気合を入れて家を出ましたが、実際は地蔵になってしまい言い訳タラタラで自己嫌悪に陥り、声をかけるにも雪が降るほどの寒さでガタガタと震え声が出ず、それでも女性に声をかけるぞと一心不乱に街を徘徊しておりました(なんてアヤシイやつなんだ笑)途中、酒の力も借りましたが最終的に完全に心が折れ、横浜駅東口で「俺は一人で何をやっているんだろう・・・」と虚無感にさいなまれ、涙が出てきました。

三井ガーデンホテル六本木プレミアにあるバルコントーキョーのコース料理

他にもあります。トレードで大金を稼ぎ思い通りの人生を歩むぞと決めたのにも関わらず、全く通用しなくて大損ばかりして頭も体もおかしくなっていた日。

こちらも自分の不甲斐なさからなのですが、決めたことを守れず同じ失敗を何回も繰り返し結果が出るまでは誰とも連絡を取らないと携帯電話を変え、祝日の仕事休みの日はチャートを1日20時間見て椅子の上でほぼ気絶に近い感じで寝ている時もありました。仕事の日も睡眠時間は1時間半くらいの時もあり、寝不足状態が長いこと続き、1年半ほど言語能力が著しく低下していたこともありました。そして4年間ぐらいはかなりの悲壮感が漂ってたと思います。

寝不足が続いたことで体にも異変が起きました。チャートを長く見すぎたのかまず目がチカチカして非常に見にくくなりました。まぶたは2ヶ月痙攣が止まらず、歯をギリギリと食いしばってたせいか奥歯も取れました。マウスを叩き壊して手も負傷しました。閃輝暗点という芥川龍之介を自殺に追い込んだとされる症状も何度か出るようになってしまいました。為替のチャートが見れる平日はずっと寝不足で、そのぶんを休日にたっぷりと睡眠を補おうとするためか、寝ている間に起きれずオシッコも何度か漏らしました笑

今思い返すとそれらのことが強く頭に残っています。 今も充実していますがその当時はもっと充実していたような気がします。しかしその当時に戻りたいかと聞かれると決して戻りたくない気もします。 不思議なものです。 

ポイントは、 心が折れても何度でも立ち上がり自発的に再び突っ込んで行くというところ、でしょうか。人生の充実度はそこにヒントが隠されているのかもしれません。 

人生は悩んでいるときが最も楽しい

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