なぜインターネット上に自分の裸の動画をあげるのか?

自分は元々漏斗胸と言う胸の骨が内側に変形する病気を患っており、その凹みを若い頃はコンプレックスだと思っていた時期がありました。

実際に漏斗胸の手術をした理由はコンプレックスからではなく心臓の圧迫を強く感じるようになってしまったからなのですが、せっかくなので漏斗胸の手術の過程を画像や動画を使って公開することにしました。

はっきり言って自分のガリガリの貧相な肉体をネット上でさらけ出すのはとてもお恥ずかしいことです。

手術前の様子。剣状突起部分が大きく凹み圧迫感を感じていました。

自分が漏斗胸の手術をしようか迷っている時、色々調べ始めた頃に同じく漏斗胸の手術の過程を公開してる方のブログがとても役に立ちました。そのおかげで自分が漏斗胸の手術を決意できたという経緯もあります。

今度は自分が恩返ししたいという気持ちがあります。

漏斗胸の手術は始まる前はとてもこわいものに感じると思います。なぜなら疼痛も長く続くからです。仕事も長い事休まなければならないですし、術後の痛みでしばらくの間いろいろと制限がかかってしまうのでは?とあれこれ考えてしまいますよね。それらの理由から手術を先延ばしにしてしまうこと、自分にはその気持ちがよくわかります。

自分の場合は1月の受診で手術することが決まったのですが、手術日は年末の12月になりました。約1年間手術日までの間、恐怖に震えうわの空で過ごしてしまいました。

しかし振り返ると実際手術後に痛みで地獄だと思える時間は36時間ぐらいで、後は日に日に好転していくから痛みがあっても精神的な負担は少なくなっていきました。これが実際のところです。 

以上のような経験は当たり前ですが体験者にしかわからないことです。同じ漏斗胸の患者にしかこの気持ちは分かってもらえないと思っていますが、自分が漏斗胸の手術を検討し始めブログを読んで勇気や知識をもらえたように、今度は自分が誰かのために何かのヒントになればと思っています。

なので手術の過程で撮った画像や動画をインターネット上にアップすることにしたのです。

手術後の写真。かぶれやすい体質なのでキズテープは貼っていません。数カ月も経てば綺麗に治ると思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました