漏斗胸の術後4日目(胸ベルト外して一気に好転!)

香川大学医学部附属病院にて漏斗胸の手術後4日目。

前日は人生初の眠剤を飲んで錯乱状態になり、深夜徘徊をしてあまり眠れませんでした。

朝6時 自分に繋がっている心電図モニターの連続する誤作動音で目が覚めてしまいました。それと激痛。すぐにトイレに行き、朝食を待つ。もうひと眠り・・・というわけにも行きませんでした。すぐに朝食がくるので。

朝食はパン、おかずはお箸を使わないように串刺しで出てきます。
痛みがありながらも、こうして文章を書き続けることで痛みをまぎらわしています。

とりあえずこの日は激痛からの目覚めですぐにナースコールをし、痛み止めの点滴の注入からスタートしました。

明日にはいよいよ、お腹と胸のわずらわしいドレーン3本が抜ける・・・。今はあくびで激痛が有ります。それともう眠剤は使わないようにしよう。あれは自律神経をおかしくさせるかもしれないです。

考えたのですが、もしかしたら痛み止めの点滴により脳では痛みを感じていなかったとしても、体ではしっかりと痛みを感じている。だから激しい痛みを誤魔化したところで体は悲鳴をあげっぱなしで、悪い夢も見るし痛みのレベルも強いから眠れなくもなるしと考えました。

当たり前のことかもしれませんが、焦っても仕方がないからそれも受け入れてゆっくりと考えることにしようと思います。オレの体、ごめんな。あともう少しがんばってくれよ。

8時30分 形成の先生が様子を見に来てくださり、昨日寝れなかったことや、痛みが強いんだって?という話をする。痛み止めの点滴は定期的にしてもらうことになり、プッシュボタン式の痛み止めの容量が減ってきたので入れてくださいと伝えると、もう作ってあるから大丈夫だよと。またあとで麻酔科の先生くることになってるからとのこと。安心しました。ありがたい。

10時38分 音楽聞いただけでもなぜか涙が流れてしまう。かなりプレッシャーがあったのかもしれません。

11時25分 プッシュボタン式の痛み止め、硬膜外麻酔が2時間くらい前に切れました💦切らさないように繰り返し伝えていたので切らさないでほしかったです。こういうのがあると、一気に不安になり積み上げてきた信頼が壊れるものです。

麻酔科の先生は今日来るって言っていました。痛みがかなりひどくなってきたので看護師さんに伝えると、というかもうすでに形成の先生と看護師さんには伝えていましたけど、すでに麻酔科の先生には伝達済みで「緊急の手術が入ってしまって・・・」とのことらしいです。

仕方のないことだけど、こちらはキツイ。痛みが激しくなってきています。わかってもらえないと思うけど、こちらは飯を食うのに手を挙げるだけでも激痛なんだ。痛みが強すぎて飯が食えない状態。

しかし反対に言うと、プッシュボタン式の痛み止め、硬膜外麻酔の必要性が知れました。しばらく退院まで時間かかりそうです。

病院内の緊急ヘリが飛び立つ様子。カッコいいです。

12時43分 たった今、麻酔科の先生がいらして、プッシュボタン式の硬膜外麻酔の新しいボトルを手に入れました。とくに詫びることもなく「緊急手術で遅くなっちゃって~」みたいなノリだった。ホントああいう人見ると一気に張り倒したくなってくるな笑 まぁ彼が悪いという話でもないんだろうけど。

繰り返しになりますが硬膜外麻酔の重要性を知れてよかったです。正直あまり効果無くない?有るの??みたいに思っていたから。胸だけではなく、背中全体まで痛くなっていました。

14時00分 硬膜外麻酔のプッシュボタンを押して薬が体に流れ込んできたのか、痛みのレベルが下がってきました。まだまだ痛いけどさっきほどの激痛ではなくなりました。しかし薬がないとまだこの痛いレベルなので不安が残ります。まだ痛みが強すぎて、とてもじゃないけどまっすぐは歩けない。背中を丸めてよちよち歩きレベル。それでも痛い。

14時30分 うたた寝しようとしましたがやはり眠れなかったので、トイレに行くついでに東病棟の7階を3往復くらい散歩してみました。ちょうど永竿先生がいらっしゃって、明日の午前中には残りの管3本が抜けるから楽しみにしておいて!と。めちゃテンション上がる!!

硬膜外麻酔を終えた際の飲み薬に変えたときどうなるのかとかを質問したり、胸に巻いてあったサポーターみたいなものを外してもらい、かなり身軽になりました!大体平均で術後9日で退院らしく早い人で7日らしいです。

胸に巻いてあったサポートベルト。初めは石膏ボードのような固いものかと思っていました。

ずっと寝れないのも心配してくれていました。やはりこちら側の気持ちを知ってもらえていると安心しますね。これは個人的に今後生きていく上での良いヒントになりました。

ちなみにプッシュボタン式の痛み止めの硬膜外麻酔は、感染症のリスクからあと2日くらいしか使えないらしいです。ということは飲み薬に変えた場合、痛みが倍増するのではないか?ということが懸念されましたが、飲み薬タイプも麻薬入りの強いものがあるらしく、心配いらないよとのことでした。

明日はドレーンが外れるのが楽しみで、ノートパソコンの文字をこうして叩くのもはかどるはかどる♪

永竿先生にサポーターを外してもらったら上半身の痛みは和らぐし、眠気も出てきたし、腹も減ってぐぐぅ~~と鳴り始めました!こんなに違うとは!!

18時00 夕飯 一日中ずっとノートパソコンとベッドの上にいるからか、調子が悪くなります。今は頭痛。

夕飯後に病棟の廊下を歩き回りました。歩くと気持ちいい!あっという間でしたが振り返ると回復したな~って感じ。麻酔が切れると尋常じゃなく痛いから油断はできませんが。

21時00分 牛乳パックのようなわずらわしいドレーンとも明日でお別れ、なんだか名残惜しいような気持ちです。不思議。

夜は尿瓶を借りておきました。今日の夜こそぐっすり眠れるといいな・・・

22時00分 やはり眠れずに失敗。もう吹っ切れてブログ記事をずっと書き続けました。

27時 まったく眠くなりません。

28時45分(午前4時45分) 結局30分だけしか寝れなかったです笑 脳の何かがぶっ壊れたのかな?笑 開き直ってスマホの音楽を聞きながらブログ執筆&FXの検証作業。

尿瓶にはおしっこを3回も垂れ流しました。 

朝5時30分 無理に寝ようとしなかったら夜は楽しめました。むしろ、FXトレーダーとして独立したと考えた場合、この部屋をトレード部屋として使っていたらどうだろうか?なんて考えて始めていました。7階で眺めもまぁまぁいいですしね。

結局30分しか寝れず夜明けに。

朝、激痛で起きたわりには1日楽しめました。

プッシュボタン式の痛み止めが切れたことで、薬の重要性を知れた。

石膏ボードだと思い込んでいた胸のサポートベルトを外したことで、一気に呼吸がしやすくなり体調が良くなった。(これが一番大きい出来事だったかも)

明日ドレーンが外れるので、テンションが上がっていた。

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